Maserati Trofeo MC World Series 第6戦 レポート3 パドック編
2015年10月29日
Trofeoが所狭しと並んでいる姿は壮観です。
レース後のパドックはクルーもドライバーも緊張感から解放され、まっ
たりとした空気が流れます。
このパドックはTrofeo専用で、大きなテントを使用しているのですが、過去の写真を見ても同様な形で運営されていますが、1レース毎にこん
なスペースが用意されるなんて凄い事ですよね。
そしてそのテント内に戦いが終わったマシーン達が並びます。
何事も無く終わったマシーンは綺麗な顔のままピットで次の戦いを待ち
ますが、傷を負ったマシーン達は翌日の戦いのために、応急処置を受け
ます。
この配置いいですね^^
こちらはグラベルに入ってしまったと思われるマシーン。
拾った小石が凄まじい事になっています。
「これからどうする?
今晩しゃぶしゃぶと寿司を予約してるんだから」
おまえ一人で直せよな。」
「おい勘弁してくれよ! 一人じゃ無理だよ!」
「俺も寿司食べたいよ!」
「俺も行くよ!置いてかないでくれ」
そして放置されたマシーンが・・・・・
スミマセン。全て適当な作り話ですのでスルーしてください。
話は戻り写真を見てノーマルとの違いは分りますでしょうか?
もう少し寄ってみます。
ノーマルグランツーは下の写真のようになっています。
ホイールボルトを見比べてください。
ノーマルではボルトをハブ側に差し込む形式になっています。
Trofeoは逆に車両側からホイールボルトが出ています。
ホイールの脱着を考えると明からにTrofeo側の方が早くて簡単です。
フロントウインドウ
触っていないので100%とは言い切れませんが、ビス止めしている
ので恐らくアクリル製だと思われます。
固定方法が素敵です。打ち込むとき気持ちよさそうです^^
このマシーンもよく見ると戦いの爪痕が刻まれています。
男前です。
ゼッケン10のマシーンもグラベルに突っ込んでしまったのか。
洗車中です。
背中から哀愁が漂っていました^^
リアは。。。。。
サイレンサーも小さく、バイクのチャンバーマフラーみたいです。
4200系のTrofeoのフロントマフラーはノーマルと同じ形状で潰れて
おり交換することで、レスポンス、パワー共にアップしました。
今回はそこまで見れなかったので、一度リフトアップしてじっくり見て
見たいです。
ウイングの取付位置と方法が素敵すぎます。^^
強力なダウンフォースはトランクを曲げてしまうほどの力が掛りますの
でステイを直付けするのが理想ですよね。
安全燃料タンク
安全面だけでなく装着する事によるメリットはかなりあります。
特にコーナーでGが掛った時の燃料の偏りによる弊害が防げるようにな
る点は大きいです。
フロントアンダーカバー
リアアンダーカバー
ダウンフォースを得られるように形状に変わっています。
無造作に置かれたボンネットとフロントバンパー
何気ない光景ですが、サーキットでしかみれない姿ですよね。
使用後のスリックタイヤ
フレッシュなタイヤはウエット路面では本当に怖そうですね。
エンジンルーム
本来あるはずの補記類、カバー類が全て取り外されています。
最近ウマを使っての作業なんてすっかり忘れていましたが、サーキット
では基本ですね。
これでパドックのレポートは終了させて頂きます。
次回は番外編として、パレードラン他パーキングに止めてあった車両
の写真等をお届け致します。
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