イギリス出張レポート Part3 LariniSystem/ランボルギーニ/フェラーリ/マセラティ/パーツ/LariniSystem/
2009年12月08日
出張レポートその3はLariniSystemの訪問記を中心にお届け致します。
LariniSystemのDvaid社長と合流し朝食を取り一日のスケジュールの確認からスタート!
朝食は伝統的なブリティッシュブレックファスト。ベイクドビーンズが超大盛りです(汗)
これにハム、ベーコンソーセージ、目玉焼きとパンまであると、晩ご飯まで何も
食べなくて済みそうなボリュームです。(実際この日はランチは抜きでした)
文化の一番の違いを感じたのがトマト。
日本ではトマトに火を通して食べることは少ないですよね。
こちらでは逆に生のトマトは1回も見ませんでした。
朝食を済ましてホテルを後にLariniSystemのファクトリーを目指します。
LariniSystemに到着するとまずは工場見学からスタート。
想像以上に大きな工場にびっくりしました。工場内も多くのスタッフが各工程に分かれて作業分担を行い製作しています。
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基本的にほぼハンドメイドの手作り品です。
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マフラーに係わるほぼ全てのパーツを自社内で内製化することで、クオリ
ティーコントロールとコストダウンそして納期の短縮を図っています。
Davidさんが手に持っているのはLP640用のマフラーカッター。
欧州では現在リボルバータイプが主流だそうです。
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その他完成したばかりのExhuaust。
LP560用 F355用
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マセラティクーペ、グランスポルト用センターマフラー。
海外ではクーペの事を4200GTと呼びます。
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![](https://www.919919.jp/web/photo/103-164-100/images/pwa2967395091.jpg)
これ以上はシークレットと言うことで写真はNGでしたのでご勘弁ください。
打ち合わせでは何故LariniSystemのサウンドが良い音をするのか、性能的な裏付け等を熱く語ってもらいました。
詳細はここには書けないのですが、サウンドと排気効率を良くするために
マフラー内部に極秘の加工をしている事が判明しました。
当社でもマフラーを作ってきましたが、この話は初耳。
驚きの加工方法です。
この手法に関しては装着して頂いたお客様にこっそり秘密を耳打ちします。
そんな拘りを持つDavidさんは完全な音フェチです。
同行者曰くフェチとかでなく完全なオタクですよと冷たい目で二人の会話を聞いています。
途中からは僕にはついていけない世界です・・・・・・と
半分寝てました(笑)
(Davidさん悪口ではありません。褒めているんです)
そんな拘りから少しでも良い物にしようと、絶えず仕様変更を繰り返し行ってい
ます。
「ここ2ヶ月の間にオーダーを頂いていたお客様にお詫び申し上げます。
今回納品が遅れた理由は、仕様変更による実走でのテストと生産ラインの変
更を行った事が主な遅延理由です。」
David社長から日本のお客様に
「デリバリーが遅れた事深くお詫びします」との伝言でした。
この場を持ってお詫び申し上げます
約8時間の打ち合わせを終え355のExhuaustを持って記念撮影。
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このマフラーのサウンドはこちらをご覧ください。
走行サウンド
ブリッピングサウンド
Davidさん
今後も宜しくお願い致します!
ありがとうございました。
そして昨日届いたグラツーのマフラーを早速2set装着しました。
1setはテストを含めてBertocchiExhuaustとのコラボレーション。
このコラボはお客様から大絶賛して頂きましたので後日レポートと動画は
お届け致します。
次の目的地に向けLondonまで車を走らせます。
ロンドンまでは私が運転します。
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途中スタンドに立ち寄り価格を計算すると。
ディーゼルが109.9£
ハイオクが111,9£
とても高いです。計算するのが嫌になります。
日本でも京都、金沢裏道を走っているのとおなじような感じなのでしょうか?
とても素敵な街並みが続きます。
暫く走ると変わった屋根の家が目に飛び込んできました。
藁葺き屋根の家です。キチンとメンテナンスされた家はとても綺麗で
普通に売買されているみたいです。
そして延々と続く田園風景と羊達。
確かゴルフが生まれたきっかけは、羊飼いが玉か石を棒で打った事が
始まりと聞いて記憶がありますが、この風景を見ていると納得出来ます。
ヒースロー空港そばのホテルに到着。
本日のホテルはモーテルです。宿泊客の半分がビジネスユース残り半分が、観光客です。日本のビジネスホテルより安くて広いので重宝します。
私の場合寝るところがあって、お湯がキチンと出て、ネット環境があればどこ
でも良いのですが(笑)
ホテルに到着したのが20時過ぎのため食事に出かけます。
海外に出ると、食べられるときに何でも良いからとりあえず食べなくてはいけな
いという脅迫観念に迫られるから不思議です。
途中日本で言うところのオート○ックス(自動車パーツ専門店)を偶然見つけ
て立ち寄ったのですが、日本の20年くらい前の雰囲気が漂う品揃えでした。
ナビ等の最新鋭のものは展示されているのですが、オイルエレメント等基本的に自分でメンテナンスする事を前提にした品揃えになっています。
改めて自分で車をメンテナンスする国であることを再認識しました。
その他メンテナンスマニュアル、レストアマニュアルが多数販売されており、
時間を忘れ立ち読みを・・・・・・・・・・・・・
食事タイム
日本のファミレスみたいな感じのバーに入ってみました。
店内はファミリー客も多くまったりした雰囲気が漂っています。
そんな店にもバーカウンターが設置されており、飲んでいる方も沢山いる
不思議な空間です。
日本ではファミレスとバーと居酒屋のコラボレーションみたいな店です。
この日のご飯は
グリンピースのスープとステーキ。
この日はとても寒くてとにかく暖を取りたいと言うことで二人で速攻でスープを
オーダーしました。
ステーキは真っ黒焦げ!!!!!苦かったです。。。。。
O氏はイギリスに来てこれを食べないなんて信じられないですよ!と
フィッシュ&チップスをオーダー。
白身魚のフライですが流石にこの大きさを食べると胃もたれが(汗)
Part4に続きます。
野田