ParisModena2018参加レポート5
2018年11月02日
5日目 ALBA→LIDO DI CAMAIORE→MONTECATINI TERME
リザルトは走行距離82km 獲得標高750m。4日間上ってばかりいると痛い所があちらこちらに出てきます。
イタリアに入って2日目。この日は早起きして出発地点までバスで移動。
途中SAでトイレ休憩。SAで美味しそうなパニーニを見つけ思わず食しました。過去最高に美味しいと思われるパニーニが高速のSAで普通に売っていることに驚きました。イタリアとスペインの食事は本当に最高です!
目的地に向い走り続けると、海が見えてきます。久しぶりの標高0m!身体と心がリフレッシュされます。
今日のコースも距離が短く下りも多いので楽勝だよ!でも最初に短いけど2つガツンと登りがあるから楽しんでね^^
あ、最後にもう一つ登りはあるけど最後は下って終わるから一日頑張りましょう!こんな感じで一日が始まりました。
本日のゲストライダーその1
アレッサンドロ・ペタッキ!!!!!!
最近までグランツールで走っていたのでロードレースファンなら殆どの方が知っている有名な選手です。
現役時代の成績を調べて驚きました。
スプリンターとして各グランツールに出場し、ツール通算6勝、ジロ22勝、ブエルタ20勝と輝かしい成績を残したスーパースターです。
ペタッキと元世界チャンプのバッランが先頭を引いて集団は進みます!「Photo by Frederrik Herregods」
左がバッラ、右がペタッキの直ぐ後ろという最高に贅沢なポジションをゲットしました。
ノンビリですが暫く彼らに引いてもらい走りました。
のんびり走行も終了し、いよいよ登りがスタートします。
上りではイタリア代表チーム監督ダヴィデ・カッサーニ氏が必ずアタックを仕掛けます。それについて上っていきますが、1kmくらいで千切れ。後続のクライマーチームに抜かれてしまいます。
この後もカッサーニ監督は上りに入るとアタックを繰り返す元気な方でした。
4日間も一緒に走っていると、誰がどんな脚質でどれくらい走れるか分かってきます。
私は登りに入ると、最初に飛び出して1kmくらいでダメになってヘロヘロになってしまいますが、そんな私の背中を叩きながら、Hey!Noda!Come On!と声を掛け抜いていきます。お前は最初だけだな、もう少し頑張れよと(笑)
自分は最初だけ登れれば充分なんです^^
山をもう一つ上り「Photo by Frederrik Herregods」
上りきった所にパトカーが数台待機しています。
道一杯に広がり勝手気ままに走っているので、通報されて注意でもされるのかと思っていたのですが、パトカーが先導してくれるではありませんか。
市街地に入ると交差点は信号の色に変わりなく全て警官が道を止めてくれます。
安全を確保する為に対向車も止めてくれる様相はまるでオフィシャルなレースです。
観光地らしき所を通過すると到着したのでは「ピノキッオ公園」
特に何があるのではありませんが、山の中腹に水が流れ、花が咲き今までに見たことが無い、本当にスケールの大きな美しい公園でした。
是非イタリアに行かれた際は足を伸して見てください。「Photo by Frederrik Herregods」
公園の外に出るととにかく大きなピノッキオ像が建っています。「Photo by Frederrik Herregods」
途中綺麗な公園を走っているときに先頭に出てTeamJapanで記念撮影!お気に入りの一枚です。「Photo by Frederrik Herregods」
その後上りと下りを繰り返しゴール。
お尻の痛みはマックスに。
ホテルに帰りシャワーを浴びようとビブを脱ぐと鮮血が!!!!!
新品のビブショーツのパットが硬く、怪我をしたような切れ方に大出血!
血ってパットの白い部分に付くと一瞬赤くなりますが、直ぐに黒くなるんですね。
このお尻の痛みに明日耐えられるか心配です。
出発前に、2日分のタキシードを持ってくるようにと指示がありました。
今日は一番オシャレな格好をしてくださいと指示があり到着した所はTermeTettuccio。宮殿のような場所です。
そして中庭。
この日ベストドレッサーだと煽てられ写真撮影されましたが、日焼けで真っ黒です。
ここの水を飲むと身体中が綺麗になると言われていたとか??
ヨーロッパの美しい建造部を見学しにきただけかと思っていましたが、何とディナー会場でした。
まるで最後の晩餐の舞台の様な広い場所に大きなテーブルが。舞踏会を開催するような素敵な場所でのディナーに皆笑顔です。
「Photo by Frederrik Herregods」
イタリアではソムリエは国家資格となり、首に大きなソムリエの証を誇らしげに掛けていました。
最初は話掛けてもフランス語しか話せないからと近づくことも拒否されていた方も、ガリビエ峠をクリアしたあたりからフレンドリーに接してくれるようになってきます。この方はグランクリオに乗られているとか。
毎日登って苦楽をともにする事で国籍は関係無く自然と一体感が出てきます
お尻の痛みも筋肉痛も最高潮でいよいよ次回ゴールを迎えます。
最終日も登りです。
1日目 走行距離75km 獲得標高 2,234m
2日目 走行距離108km 獲得標高2,238m
3日目 走行距離99km 獲得標高886m
4日目 走行距離82km 獲得標高750m
合計 走行距離364km 獲得標高6,108m
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