「走ってなんぼ」マセラティ・ベルトッキ号編 /マセラティ/フェラーリ/ランボルギーニ/アルファロメオ/イタリア車/専門店/パーツ/横浜/ミラコラーレ
2008年05月29日
皆様こんにちは。
またまた始まります、「走ってなんぼ」のコーナー(^^)
さて今回は。。。掟破りのマセラティクーペ・ベルトッキ号です!
皆さんよくご存知の車でしょう(笑)
弊社デモカーでもあるこの車は、既に8万キロ走っています。
ほぼ毎日通勤に使われ、月に2〜3回程度のサーキットに使われていますが
その間エンジンなどほぼノントラブルです!
現在の仕様はサーキット寄りの仕様となっており、決して乗り心地は良くはありません(笑)
さて、外観です。
お馴染みの縦2本ライン(^^)
華麗なスタイルをより一層引き立てます。
これだけで随分スポーティーな印象に変わるものですね!
今回は走りの部分を中心にお伝えします。
ノーマルのクーペやグランスポルトと比較することにより、お客様の今後の仕様変更の参考にもなるかと思います。
まずこの車で一番目立つところは、排気音とエンジンです(^^)
マフラーはフロントパイプからリアエンドまで、弊社オリジナル商品を装着しており、とてつもない音を奏でます(笑)
まさにF1サウンド!!
詳しくはこちら(サーキット専用マフラーサウンド)
詳しくはこちら2(一般ユースマフラーサウンド)
ベルトッキ号に装着されているマフラーは、サーキットユースの為
かなり音量は大きめです。
FISCOのストレートでフェラーリに負けないサウンドを奏でるマフラーを
作ってくれ!との声にお応えして作ったスペシャルマフラーです。
そのため走り出すと回せば回すほど、F1サウンドになります。
そしてこのエンジンの凄いところですが、クルージング時などは非常に優しい一面を見せてくれます。(^^)
アクセルを一定で巡航する際などは、優しく且つエレガントなエンジン回転感覚とサウンドです。
この特性はマフラーを替えても変わることはありません。
流すときは優しく、踏めばF1サウンド!
この両面を持つエンジンは本当に魅力的で、絶品です。
フロントパイプからマフラーが変わっているお陰で、吹けは非常に良くなっています。
特に上のギヤで高回転になるとその違いがよりはっきりとわかります。
モアパワーとモアサウンド。
この2つを手に入れたいなら、ベルトッキマフラーは必須アイテムですね!(^^)
詳しくはこちら
また、マセラティのこのエンジンは、滑らかさとその回転の質が素晴らしいのです。
ポルシェとも違う、ベンツとも違う、BMWとも違う、このフィールはさすがマセラティ(フェラーリ)です。
しかし世界の名立たるスポーツカーメーカーは、エンジンだけを見ても各社その世界観を持っているのが凄いですね!
国産メーカーが見習うべきところでしょう。
話が少しそれましたので、元に戻します(笑)
そしてベルトッキ号の足回りです。
現在3基目の足回りです。
アラゴスタの車高調を組んでいますが、ラジアルタイヤでFISCO2分切り!
目標に煮詰めている最中です。
ラジアルタイヤとSタイヤ装着の両方が出来るようなセッティングを目標に
しているのですが、セッティング難しく、ストリートでは正直ショックが
バネレートの高さに付いていってないような感覚です。
ストリート仕様では前回までリリースしていたVer2がお勧めです。
参考までにノーマルの足でFISCO走行後のタイヤをチェックすると、
リアタイヤの摩耗が少なく=リアタイヤが使われておらず、バランスが
あまり宜しく無いことが分かります。
現在のセッティングにしてから、走行後のリアタイヤをチェックすると
明からに摩耗の仕方が変わり=均一な摩耗になり、リアタイヤをかなり
使えるようになってきたので究極のセッティングまでもう一息という感じです。
そしてブレーキはよく効きます!
F50用を使用し、パットはオリジナル。
ブレーキホースとオイルを変更しています。
サーキットでも十分の制動力です。
黄色いキャリパーが目立っています。
あとはさすがに8万キロ走っていますので、デフが調子悪くなってきています。
サーキットでのタイムに影響するところですので、早急な対応が必要に思われます。
ここまで読んでみて、皆さんの印象はいかがでしょうか?
自社のデモカーですので、結構な辛口トークになっちゃいました(笑)
名誉のために言っておきますが、街乗りとサーキットを高いレベルで両立させようとしているということを前提にしている、ということをご理解ください。
他の車のように前例がないため、結構大変です(笑)
しかし何度も言いますが、車の素材自体は非常にいいです。
官能的なエンジンとサウンドとインテリアとスタイル。
そもそもがサーキットで目くじら立てて走る車ではないのです。
タイムを如何に削るかではなく、如何に楽しむか。
そこにスポットが当たる車です。
普段は優雅に乗りこなし、ひとたび鞭を入れればその辺のスポーツカーは蹴散らす。
そういう乗り方が出来るのがマセラティでしょう。
今後もベルトッキ号は、
パーツ開発の車両として、あるいは通勤車両として、あるいはサーキットで、あるいはツーリングで、今後も走り続けます。
どこかで見たら声をお掛けください(^^)
PS.近々モディファイも予定しています。乞うご期待!